おはこんばんちは
サイロウです。

今回の件は個人的な備忘録。
読む方によっては非常に不愉快な話かもしれませんのでスルー推奨です。
病気の話です。








10月25日の夜。
娘の体の動きがおかしく、
調子が悪い様でした。

最近お気に入りのおんぶも反応がなく。
いつも歩きまわるのに、歩きもせず、座りもせず。
あまりにおかしいので、
タクシーで病院に向かいました。

長い検査の結果。
弛緩性麻痺、そして進行性の可能性が高いと診断を受けました。

深夜にCTで頭の検査をしました。

脳には問題がないとのことで、
緊急で容態が変化することはないということで、
即日入院。

麻痺が出ているということは、
脳かあるいは脊髄に問題がある可能性が高い。

全身のMRIを同時には取れないので、複数回やる必要がある。
その時は動かないように麻酔をする必要がある。
幼児なので、リスクを伴う。

次に骨髄液を取る。
幼児なので、リスクを伴う。

以上の説明を受け、頭が真っ白になりました。

入院ということで、翌日色々なものを用意する必要があり、
1時頃帰宅。

ぼーっとした頭で用意を整え、
寝ようとするものの、想像力が暴走し、眠れず。
食欲などどこにもなく。

娘にもしものことがあったらどうしよう。
体に麻痺が残ったらどうしよう。
体の一部がなくなったらどうしよう。
どうしたらいい?

娘の足がなくなるなら、俺の足を持って行っていいから娘に無事でいてほしい。
娘に麻痺が残るなら、俺を麻痺させていい。
娘の命を持っていくなら、俺の命を持っていけばいい。
俺からなら何でも持っていけばいい。
本気でそう祈ってました。

娘の未来を閉ざさないで欲しい。

自分は想像力が無いほうではない。
そう思っていましたが、
実際その立場に立たされて初めてわかる絶望感。
体験して初めて理解ができる絶望感、不安。
そして無力の自覚。
相当堪えました。

翌日26日。
娘の再検査が夕方から始まるとのことで、
私の両親に報告するため訪問、母しかいませんでしたが事情報告。

その足で娘の好きな、ざっくぅ(JCOMのキャラクター)の
マグカップと人形を購入。
家にあった私の父が買ってくれた子供お守りを持って病院へ。

3時頃に娘と再会。

マグカップを渡すとわずかに反応してくれました。
娘にお守りを宛ててお祈り。

もしも、もしも
どんな結果になるとしても、
愛されていた、という気持ちでいて欲しい。
無意識にそう思っていました。

無様で身勝手な独りよがりとわかっていても
そうすることしかできませんでした。

腹部のMRIを取るために経口、点滴で麻酔を掛けましたが、
麻酔が弱いため、不機嫌に。
その後、座薬でようやく睡眠。

腹部のMRIを取った時に、
意図せず写った大腿骨にヒビを発見。


結果としては骨折でした。
腫れが無いため、わかりづらいものでした。

降ってくる安堵。
良くはないけど良かった。
良くはないけど良かった。
良くはないけど良かった。
何度口に出したかわかりません。

ギブスを両足と胴体に巻かれた娘。

非情に痛々しいのに笑ってしまいました。
だって未来が閉ざされて無いんです。

未来が閉ざされて無いんです。
治るんです。

目覚めるのを待って、
しゃべるのを待って
麦茶を飲むのを見守って。

ようやく安心。
再度安心。
麻酔も問題なかった。


翌日(本日)は会社で8時から11時まで、
仕事の鬼になり、最低限の仕事を片付け病院へ。


え?今?
酒飲んでのぶニャがの国盗りしてますよ。
楽しくなって酒飲んでますよ?
予定より多く飲んでますよ。
明日退院だから朝から病院に行くのにね。

嫁に怒られるかも知れないけど、
いいじゃん。
安心したんですよ。

さーて、明日からまた大変だ。
でも営業の移動中とか、
娘が寝た後やることやったらのぶニャがやりますよ。
息抜きですからね。

いきなり引退する可能性もありましたが、
まだまだこのブログも続きます。

お目汚し失礼しました。